CORTA
2010年 06月 17日
ちょっと前からFOTO SKODAに出店されていた。
あまりトイカメラには興味は無い。
カメラというのは基本的に鮮鋭な写真を残すものであると考えるのは、人の受け売りではあるが、解像度の高いレンズで意図的にぼやけた写真は撮れても、その逆はできない。
たしかにそのレンズならではの描写というのも否定はしないが、プラスティックの踏んだら壊れてしまうようなカメラはもとから興味がない。
それがチェコカメラとなると話は別である。
DRUOPTA製のCORTAというカメラであるが、オモチャカメラであるのに、生意気にもレンズにACHROMATという名前がついている。
有名なピオニールなども同年代のカメラであるが、あちらのレンズには名前は無い。
驚きの点は、それよりもデザインにある。
薄いブルーの皮ケースもモダンだが、その皮ケースを脱がすと、ビビットな黄緑のボディ皮が現れる。
チェコスロバキアカメラ本によると製造年は1950年だということだ。
この年は、チェコスロバキア、トイカメラの全盛期で上述のピオニールやらコリナなど多くのデザインのカメラが作られている。
このコリナもそんなカメラの一つである。
惜しいことに、ピオニールやコリナほど見かけることは無い。いままでに2台しか見たことがなく、今回のこれがそのうちの1台でもある。球数があれば人気が出てもおかしくないだろう
フイルム装填はコンタックス方式で裏蓋全部引き外す方式。
もう1点付け加えると、このカメラは見かけとは異なり、実は金属カメラである
他のトイカメラとはそのあたりは一線を画す。
このところチェコカメラの購入が滞っているが、よく見かけるものや、在庫の多いものには触手が動かないので必然的に、それ以外のカメラに手を出すことが多い。
チェコだからといって必ずしもチェコカメラが豊富かというと、そうではなく、最近はフレクサレット以外はあまり多くを見ることが無い。レア物はほとんど出てくることはない。
本当はKIEV15が欲しかったのだが、レア物チェコカメラは一度逃すとなかなか出てこない。
それもあってこのカメラを買ったのだ。
この夏で、この国も4年になる。
そろそろ収集のスピードも上げていかなくてはならない。
あまりトイカメラには興味は無い。
カメラというのは基本的に鮮鋭な写真を残すものであると考えるのは、人の受け売りではあるが、解像度の高いレンズで意図的にぼやけた写真は撮れても、その逆はできない。
たしかにそのレンズならではの描写というのも否定はしないが、プラスティックの踏んだら壊れてしまうようなカメラはもとから興味がない。
それがチェコカメラとなると話は別である。
DRUOPTA製のCORTAというカメラであるが、オモチャカメラであるのに、生意気にもレンズにACHROMATという名前がついている。
有名なピオニールなども同年代のカメラであるが、あちらのレンズには名前は無い。
驚きの点は、それよりもデザインにある。
薄いブルーの皮ケースもモダンだが、その皮ケースを脱がすと、ビビットな黄緑のボディ皮が現れる。
チェコスロバキアカメラ本によると製造年は1950年だということだ。
この年は、チェコスロバキア、トイカメラの全盛期で上述のピオニールやらコリナなど多くのデザインのカメラが作られている。
このコリナもそんなカメラの一つである。
惜しいことに、ピオニールやコリナほど見かけることは無い。いままでに2台しか見たことがなく、今回のこれがそのうちの1台でもある。球数があれば人気が出てもおかしくないだろう
フイルム装填はコンタックス方式で裏蓋全部引き外す方式。
もう1点付け加えると、このカメラは見かけとは異なり、実は金属カメラである
他のトイカメラとはそのあたりは一線を画す。
このところチェコカメラの購入が滞っているが、よく見かけるものや、在庫の多いものには触手が動かないので必然的に、それ以外のカメラに手を出すことが多い。
チェコだからといって必ずしもチェコカメラが豊富かというと、そうではなく、最近はフレクサレット以外はあまり多くを見ることが無い。レア物はほとんど出てくることはない。
本当はKIEV15が欲しかったのだが、レア物チェコカメラは一度逃すとなかなか出てこない。
それもあってこのカメラを買ったのだ。
この夏で、この国も4年になる。
そろそろ収集のスピードも上げていかなくてはならない。
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momili at 2010-06-17 16:05
なんと愛嬌のあるカメラなのでしょう♪
フィルム装填時に手を切ってしまいそうな剥きだしの金属の質感さえかわいらしく見えます
で、写りの方はいかがでしたか?
フィルム装填時に手を切ってしまいそうな剥きだしの金属の質感さえかわいらしく見えます
で、写りの方はいかがでしたか?
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tabirin2000 at 2010-06-17 21:48
東欧キッチュなデザインですね〜
かわいいけれど一筋縄では行かない頑固者?
めっちゃチェコっぽい気がします。
そういうエピソード知ったら私も手を出しちゃうかもしれないな。狂人さんとカメラ屋さん巡りしたら楽しいでしょうね。
っていうか...危険かも^^;
どんな描写するのか気になりますね〜。。。
かわいいけれど一筋縄では行かない頑固者?
めっちゃチェコっぽい気がします。
そういうエピソード知ったら私も手を出しちゃうかもしれないな。狂人さんとカメラ屋さん巡りしたら楽しいでしょうね。
っていうか...危険かも^^;
どんな描写するのか気になりますね〜。。。
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ろばーと
at 2010-06-17 23:20
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これは興味深いカメラですね。
形と色の可愛らしさに目が行ってしまいましたが、
樹脂製と思わせておいて、実はアルミ製とは実に憎い演出です。
さらにアクロマートとは只者ではない?
少なくとも単玉ではないようですね。
フィルムは127、それとも620でしょうか?
形と色の可愛らしさに目が行ってしまいましたが、
樹脂製と思わせておいて、実はアルミ製とは実に憎い演出です。
さらにアクロマートとは只者ではない?
少なくとも単玉ではないようですね。
フィルムは127、それとも620でしょうか?
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mimopowerOM-1 at 2010-06-17 23:46
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上海狂人
at 2010-06-18 02:13
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>momiliさま
最初は気にも留めませんでしたが、よくよく調べてみるとチェコスロバキアカメラだったので。このセンスは凄いですね。もしかしたら1950年代にもっともモダンなデザインのカメラはチェコ(スロバキア)製だったのかもしれません。
描写ですが買って持って帰って家で試したら、シャッターが開きませんでした。いつか直せるなら直しますが、これでいいとも思ってます。
また見つけたら買いますけど。
最初は気にも留めませんでしたが、よくよく調べてみるとチェコスロバキアカメラだったので。このセンスは凄いですね。もしかしたら1950年代にもっともモダンなデザインのカメラはチェコ(スロバキア)製だったのかもしれません。
描写ですが買って持って帰って家で試したら、シャッターが開きませんでした。いつか直せるなら直しますが、これでいいとも思ってます。
また見つけたら買いますけど。
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上海狂人
at 2010-06-18 02:15
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上海狂人
at 2010-06-18 02:17
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上海狂人
at 2010-06-18 02:18
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コメントありがとうございます。プラハにお住まいなのですね。楽しいブログなので週末にゆっくり読ませていただきます。実は来週、プラハに行く予定です。
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川越
at 2010-06-18 19:21
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きれいな色のカメラで、それだけで欲しくなりそうですね。本来のコレクションとは、写るかどうかは問題じゃないとも聞きますが、系列立てて集め出したら大変そうですね。だから楽しいのかな?(^^)
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上海狂人
at 2010-06-18 19:27
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上海狂人
at 2010-06-18 19:30
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>川越さま
せっかくのチェコですので、ご当地カメラはできるかぎり買って帰ろうと思っています。今回のカメラなどは日本では入手が難しいものと思います。
ドイツやソビエトカメラにくらべると影が薄いですが、いろいろな書を見るとかなりディープな世界です。
せっかくのチェコですので、ご当地カメラはできるかぎり買って帰ろうと思っています。今回のカメラなどは日本では入手が難しいものと思います。
ドイツやソビエトカメラにくらべると影が薄いですが、いろいろな書を見るとかなりディープな世界です。
上海狂人様、おはようございます。湘南カメ板へのご連絡、ありがとうございます。VIVOちゃんが大忙しの中、着々とプラハ訪問の準備を進めております。私も彼も未体験の場所ですから、プラハに上海狂人様がおられるのをとても心強く思っております。念願のプラハoff会を楽しみにしています。おつゆさん、yajiさんは、お仕事の都合が付けばプラハoff会へのジョインも可能性があります。先ずは我々で日程を決定しておくのが宜しいと思って、進めております。これからも何卒宜しくお願いします。
DRUOPTA製のCORTAというカメラなど、塾長めも全く存じませんでしたが、上海狂人様は東欧のカメラにお詳しくなられましたねぇ~。確かyajiさんの関係会社である野村総研のシニアコンサルタントが"東欧カメラの本"というのを書いていたかと思います。後で調べておきますね。
DRUOPTA製のCORTAというカメラなど、塾長めも全く存じませんでしたが、上海狂人様は東欧のカメラにお詳しくなられましたねぇ~。確かyajiさんの関係会社である野村総研のシニアコンサルタントが"東欧カメラの本"というのを書いていたかと思います。後で調べておきますね。
"東ドイツカメラの全貌"というタイトルで、著者はリチャード・クー Richard KOOさんです。リチャード・クー(Richard Koo)さんは台湾籍のエコノミストで、野村総合研究所研究創発センター主席研究員、チーフエコノミストです。かくいう塾長めはこの本を読んでおりません。
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samsulsphoto at 2010-06-19 17:54
この手のシャッターは簡単な構造なので、すぐ直るでしょう。
ギロチンの何回も切れるやつじゃないですか。
ギロチンの何回も切れるやつじゃないですか。
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上海狂人
at 2010-06-19 23:27
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上海狂人
at 2010-06-19 23:31
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上海狂人さま 帰りの荷物が大変そうですけど、すきなカメラが増えて行くのは楽しみですね。私の場合はすぐに欲しくなってしまうので、物欲を抑えるのがたいへんです。もっとも先立つものがないので、有無もなく増やせないと言う現実があるのですが(^^;
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wszystko_exakta
at 2010-06-20 19:11
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上海狂人
at 2010-06-20 19:33
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上海狂人
at 2010-06-20 19:37
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by shangkato2
| 2010-06-17 06:17
| その他のカメラ
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