壁の落書き
2008年 05月 01日
母校の大学の、いまでは壊された旧館のトイレには、くだらない落書きも
多かったが、これがなかなか出て来れなくなるくらい面白いものがある。
我が母校は左翼系サークルが多かったから、そっち系の落書きや
それを反対に非難する右よりの落書きなど、酒場で政治を語るより一歩進んで
厠で世界を語る、壮大な落書きが多かったものである。
トイレの落書きというのは日本だけのものかと思っていたが
万国共通、駐在している客先の工場のトイレには消しても消しても書かれている。
言葉はわからないが、概ねくだらない内容だろう。
チェコは壁の落書きが多い
旧共産圏の東側諸国には特に街の落書きというのは多いようだ。
作品になっているようなものはまだ許せるが、一言おバカな言葉が汚い字で
書かれているのは宜しくない。
いつもいつ誰がどうやって書いているのか、見たことが無いので不思議だった
ピルゼンの町外れを走っていると、それを見かけた。
一応、一歩下がって構図を確認するところなど一丁前のことをする。
こいつらがいずれアートを発信していくようになれるのか?
そんなことはわからないが、30年後腹を膨らまして赤ら顔でウルケルを
飲んでいる将来しか想像できないな。
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こりゃ落書きじゃなくてアートで
at 2008-05-01 14:34
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ちゃんと自分のキャンバスを決めて、画いていますね。本人たちは落書きをしているのではなく、正にアートの世界にいるようです。こういう写真、たくさん残して下さい、見ていても本当に楽しい写真です。
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上海狂人
at 2008-05-02 02:39
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客先の工場から社の事務所に移動中、普段通っていない道を通ってみようと思ったら見つけました。これからは通勤時もデジタルとフイルムと2台持とうと思います。
by shangkato2
| 2008-05-01 03:05
| 街角スナップ
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Comments(2)