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上海狂人日記  カメラ編   Flexaretのプリントを見て驚愕。 それからカメラ沼に嵌る。 日々是増殖中 目標100台達成!!!


by shangkato2

Karluv most


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Elmarit-R 35mm, RDP3





プラハ観光では必ず行く場所。

朝も10:00を過ぎると観光客であふれる。
この辺りを撮るには観光客のまばらな9時前には来るのが良い。

じつは昨年から改修工事が始まっている。
旅行で来たのであれば、この状況は許せないかもしれないが
こんな状況は望んでも生きている間は見ることができないかもしれない。

そう思えば自分が歴史の生き証人になった気分になる。

Karluv most_e0134658_275679.jpg

Elmarit-R28mm、RXP


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Elmarit-R28mm、RXP
剥がした石の一つ一つにマーキングをしてある。


Karluv most_e0134658_294195.jpg

Elmarit-R28mm、RXP
囚われの聖人


最近たまに古本屋に飛び込んでは写真集を買っている。
メインはSudekの写真集だが、面白そうなチェコのものであれば拘っていはいない。
ある写真集の表紙に、以前見つけた丸秘スポットと同じ場所から撮ったものがあった。
古城をバックに手前に畑が広がり、近接したところにリンゴの花が咲いている。

僭越ながら“勝った”と思った。

これは写真技術の問題ではない。
ワタシの撮った去年の4月末は暖冬でリンゴの花と菜の花の開花が重なったので
白と黄色の絶妙な写真が撮れたのだ。
写真は技術だけではない。その瞬間にめぐり合う運と、それを探し出す情熱なのだ。

小島一郎という青森の写真家
そういう意味で最近ガツンと来た写真家である。

この人の使っていたカメラが実はセルフ無しのバルナックライカ。
青森を撮っていた写真家が上京してプロになろうとするもスランプに落ち
帰郷して後、39歳で早世したという。
こういう伝説がますますライカを神格化していくんだなあ。

朝に道を聞かば、昨夜に死すも可也
死ぬまでに満足いく写真に出会えるのだろうか。

学而時習之
不亦説乎
精神的なレベルで写真を語れるほど傲慢ではないが
いまが楽しいのだから、それで良しとしよう。


しかし、撮りたくて狙った人のいないカレル橋だが、どうにもつまらない。
日本に帰国する前には1枚は良い写真が撮れればよいな。
Karluv most_e0134658_2133437.jpg

Elmarit-R28mm、RXP



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Commented by tabirin2000 at 2009-03-05 03:15
そうですね。。。あの工事を 残念ーー...と見るよりも
狂人さんのような物の見方をするべきだ...考えさせられました。
でも、工事が始まる前もいたのに、まともな写真がないんです。
やっぱり...残念(><)

カッコイイ切り込みですね!思いがけない構図...すばらしい^^
私ももっと構図工夫しなきゃ。
この場所戻ったら探してしまいそう。。。
Commented at 2009-03-05 03:19
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 上海狂人 at 2009-03-05 05:08 x
有名スポットは難しいですね。
大体撮り尽くされていますからね。

ここはご近所ですよ。
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by shangkato2 | 2009-03-04 02:53 | Leica R | Comments(3)