広角類好き
2010年 10月 30日
甲殻類好きだがプラハでそれを満喫する術はない。
仕方ないので広角類で我慢することにする。
常用28mmより広角が欲しかったのでプラハカメラ市でそれを探すつもりで行った。
普段見かけないバイヤーが出していたVivitar28mmは安いワイン一本くらいの値段だったのですぐ買わせてもらった。カメラ市の主催者のテーブルには、いつもジャンクメインで置かれているのだが、シグマのフィッシュアイを見るとFDマウントだった。若干まけてくれたので買うことにした。
<Sigma Fisheye16mm>
あまり期待していなかったが思ったよりいい。
<Vivitar 28mm F2,8>
コミネ製の日本生まれのレンズだそうだ。
Series1ではないが悪くない。
お気に入りのElmarit28mmが濃密な絵を描くことに対し、繊細な水彩画のようですがすがしい。
以前Vivitar90mmマクロを見逃してしまったので、今回は躊躇せず押さえた。
古いものだが1:1の高性能で、こちらもコミネ製である。
いったいコミネという会社はどういう会社なんだろう。
こんなにいいレンズを作っているのに全く無名だ。
逆行には弱い。
レンズ自体の性能に会社の規模は関係ないがコーティングに関しては大会社のほうが良いようで、こうしたサードパーティー製は逆光には弱いものが多い。
ただそういう使い方をするレンズではない。
Vivitarはヨーロッパでも良くみられるが、こちらの人はあまり逆光性能は気にしないようだ。
というより本来逆光で写真を撮ってはいけないのだ。日本人が逆光での性能にうるさすぎるだけだ。
当然マクロ域での描写は問題ない。
これでFDマウントは16㎜から500mmまで一通り揃えた。
標準以外はすべてサードパーティー製だが、とりたててキャノンマニアでもないし、真冬の耐性能力を期待して買ったものなので特に純正FDレンズを買う必要はない。
できればサブ用のボディにNew F-1かT90あたりが欲しい。
真面目に写真を撮るシステムになってしまったのは柄にも無いが、稀にそういうこともあるのだ。
by shangkato2
| 2010-10-30 10:30
| Canon F-1
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